
おはようございます。
7店舗の飲食店を運営する「翔家フードサービス」の濱田良二さんは、赤字店舗を1年で黒字に転換させ、全店舗中1位の売り上げを出すまでに変えました。秘訣は、売り上げが芳しくない店の従業員を、売り上げのよい活気ある店に出向させ、成功体験を持たせたためです。
社内では、
「繁盛店に出向して仕事をすると、自分の店でできていなかった点が明確になり、反省できます。そして、その店で力が発揮できれば、自信につながって成長することができます。部下に自信を持たせるためのよい方法なので、ぜひ実践したいです」
「入社して約3カ月の新入社員のスピーチがうまくなっているのを見て、自信がついてきたのを感じます。先輩たちが話し方を教え、うまくいったときにほめているため、話したいという気持ちが強くなったのだと思います。よい雰囲気を、社内全体に広めていきたいです」
「相撲部屋でも、強い力士がたくさんいる部屋では、若手がよく育つといいいます。能力の高い環境で学ぶことによって自信がつくため、レベルが上がっていくのです。そのような環境を整えていくことも上司の役割だと思います」
という意見が出ました。
社員や部下が、できないと悩んでいるときは、力が足りないことを自覚させるのではなく、成功を体験するなかで「自分はできるんだ」と自信をもたせることが大切です。売り上げが下がっていたり、伸び悩んでいたりするような、変化が必要なときこそ、実践すべき方法の1つです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」