
おはようございます。
トリノ五輪の女子フィギュアで金メダルに輝いた荒川静香さんは、人と競うことが苦手だったそうです。彼女の代名詞である背中を大きく反らす「イナバウアー」は、採点とは関係ありません。しかし、スケートは、技術を競うだけではなく、芸術性を表現する競技だという思いで実践しました。その演技は、世界中の人たちに強い感動を与えたのです。
社内では、
「荒川さんの『ライバルと競うよりも、過去の自分に負けたくない』という思いは、自分にもあてはまります。過去の自分の実績よりも、今の自分が成長しているように、常に自分と真剣に向き合っています」
「背中を反らせるイナバウアーは、荒川さんにしかできない技術だと思います。それは採点には関係ありませんが、人々の記憶に残る演技でした。私も記憶に残る仕事をする努力を続けたいと思います」
「私は会社に同期というライバルがたくさんいます。切磋琢磨することで、自分を磨けています。しかし、自分が成長しているかを測るには、過去の自分と比較することがよいと思います。自己啓発も有効だと思い、積極的に取り組んでいます」
という意見が出ました。
どのような世界にも競争相手はいます。しかし、他社の存在を過剰に意識するよりも、まずは自分自身を見つめ、向上させることが大切です。その積み重ねの成果が、周囲の心を動かします。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」