
おはようございます。
Uさんは、自動車関連製品を製造する会社の営業マンです。毎日、販売代理店に通い、営業活動をしています。あるとき、販促キャンペーンを企画し、各代理店の売り上げが比較できる資料を提案したところ、競争が活発になり、各店の店長たちが毎月作ってほしいと頼むようになりました。
社内では、
「営業をしていますが、初めてのお客さまに認めていただくために、初めは仕事の話はしません。何度も通い、雑談などを通じて、会社や個人を信頼してもらい、それから仕事の話をするようにしています」
「営業をしていて、時々、心が折れそうになることがあります。しかし、お客さまのことを親身になって考え、イベントなどにもこまめに顔を出していると、思いがけない形で注文をもらえたりすることがあります。つくづく地道に努力していてよかったと感じるときです。売り上げに直接関係なくても、前向きに取り組むことが大切です」
「営業は、お客さまにお願いばかりするのではなく、相手のモチベーションを上げるようにして、信頼関係を築くことが大切です。そうすることによって、お願いされる相互関係が築けるのです」
という意見が出ました。
製品を売ってくれるようにと、代理店にお願いばかりしていたUさんが、お願いされる側に回れたのは、日頃の地道な努力があったからです。企画の提案はあくまでもきっかけであり、地道な活動こそが信頼関係の礎なのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」