
おはようございます。
誰でも一度や二度、泣きたくなるほどのつらい経験をしたことがあるでしょう。そのようなとき、あなたはどのようにして気分を変えますか。
カメラマンの笹本恒子さんは、著書『97歳の幸福論。』のなかで、次のように述べています。
「わたくしは映画館に入っています。暗闇の中で映画が始まれば、2時間ぐらいはその世界にどっぷりと入り込める。映画館から出てくると、もやもやした変なものが、胸の中からサーッと消えているの」
気分転換の方法は人それぞれ違いますが、さまざまな方法を取り入れて、自分なりの立ち直り方を決めておくことも大切です。
社内では、
「落ち込んだときには星空を見上げるようにしています。はるか彼方の星の輝きを見ていると、自分の悩みなどほんの小さなものに思えて心が軽くなるのです。生きていると仕事や家庭でさまざまなことがありますが、これからも星を見つめながら、前向きな気持ちを持ち続けようと思います」
「落ち込むといつまでもその気持ちを引きずってしまい、なかなか気持ちを切り替えることができません。そのため、立ち直るのに時間がかかり、つらい気分のまま仕事をすることもよくありました。しかし、よりよい人生を送るためには、気持ちの切り替えが大切だと、あらためて気づきました。今後は自分なりの気分転換ができるよう努力していきたいです」
「私は、落ち込んだときは、無理にその気持ちを否定せず、そのままの気持ちを受けとめるようにしています。落ち込む気持ちも自分の成長に必要だと思っているからです。ただ、いつまでも暗い表情をしていては、家族や同僚に心配をかけてしまうのも確かです。笹本さんのようにいつも、ニコニコしている人は自分だけでなく周囲の気持ちも考えている人だと思います。これからは周囲の人を明るくするためにも、落ち込まずに笑顔を心掛けたいです」
という意見が出ました。
つらい経験を受け止め、乗り越えることは人間の成長にとって、とても重要なことです。ただ、いつまでも落ち込む気持ちを抱えていては、前に進むことはできません。自分のためにも、周りにいる大事な人たちのためにも、いつも笑顔でいることを心掛けたいものです。
気分転換の方法は、映画を見ることでなくても構いません。好きなものを食べに行くことでもいいですし、音楽を聴くことでもいいのです。親しい人と話をするだけでも、意外に心は軽くなるものです。
落ち込んだ気持ちをリフレッシュしたら、再び前を向き、しっかりと進んでいきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」