本日の朝礼は「共感スピーチ」です。

2015年11月9日(月)

おはようございます。
本日の朝礼は「共感スピーチ」です。

ビジネスマンは、商談での挨拶、勉強会への参加、新しい部署など、自己紹介をしなければならない状況がたくさんあります。そのようなとき、短い時間で相手に好印象を与える必要があります。短い時間で好印象を与えるよい方法は、相手の共感を得るような話をすることです。

聞き手を引き込むためには、自身が未来の目標に向かってどのように考え、行動を起こしているのか、というふうに話すと、共感を得やすくなります。一方、反感を買いやすいのは、成功しているという自慢話です。

何をどのくらい話すのかを決めて、日頃から練習しておきましょう。

社内では、

「言いたいことを端的に話さないと思いは伝わりませんし、長々と自己主張しすぎると嫌悪感を与えかねません。やはりテーマを絞り、短い時間で、必要な情報を伝えることが大切だと思います。必要な情報のなかに、目標に対していかに実績を積んでいるか、という前向きな話が含まれていると、より聞き手を引き込みやすいと思います」

「私は人前で話すことが苦手です。勉強会などに参加しても、印象に残らないような自己紹介ばかりしていました。しかし、毎朝、朝礼で1分間スピーチをしているおかげで、人前で話す度胸がついてきました。知らないうちに自分の欠点が克服できており、嬉しいです。これからは、より自分の個性を理解してもらえるようなスピーチができるように、努力します」

「初対面の場面で、人に自分の印象を残すことは、とても難しいことだと思います。相手に自分のことをわかってもらうためには、『自分を知る』という意味も込めて、日頃から取り組んでいることなどをまとめておくことが重要です。そうすることによって、いざというときでも、短い時間で自分を理解してもらえる話をすることができるのです」

という意見が出ました。

自己紹介は、知らない者同士が心の交流を始めるきっかけとなるものです。自慢話や脈絡のない長話ではなく、謙虚な姿勢で話をすると好感を持ってもらえます。相手が好感を持ってくれたということは、自分の特徴を印象づけられたことになり、後の商談や名刺交換など、人間関係の広がりにつながるのです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。