本日の朝礼は「大きな目標」です。

2015年9月10日(木)

おはようございます。

「人を幸せにする」という大きな目標を実現させるためには、どうすればいいでしょうか。 それにはまず、身近な人を幸せにすることが大切です。大きな目標を掲げ、そのために行動することは大切ですが、周りの人たちの幸せを忘れては、大事を成し遂げることはできません。

ともに暮らす家族を幸せにし、ともに働く仲間を幸せにする。まずは身近な人を幸せにしてから、地域社会や日本、世界中にその輪を広げるという順番を忘れないようにしましょう。

社内では、

「身近な人というのは、家族や職場の仲間だけとは限らないと思います。いつも買い物をするお店の店員さんや、近所に住む地域の人たちなども含まれます。私は『お客さまを幸せにしたい』と思って仕事をしていますが、いくらお客さまに丁寧に接していても、身の周りの人たちに横柄な態度を取っていては意味がありません。今後は、人への接し方について、もっと注意していきたいです」

「最近、『顧客満足度向上』に加え、『従業員満足度向上』を目指す企業が増えてきているといいます。これも、まずは身近な人を幸せにするという取り組みの一つでしょう。従業員が幸せになれば、その幸せをお客さまや社会に広げていくことができます。よりよいサービスをお客さまに提供するためには、社内環境の改善も目標にする必要があります」

「目の前の仕事に必死になっている間は、つい自分のことを後回しにしてしまい、心や体のバランスを崩してしまうことがよくあります。この話を聞いて、身近な人には『自分』も含まれるのだと気づきました。自分がまず健康で幸せな生活を送ってこそ、家族やお客さまなど、他の誰かを幸せにできるのだと思います」

という意見が出ました。

たくさんの人を幸せにしたいと願うのは立派なことです。しかし、理想を追うのに夢中になって、自分を支えてくれる身近な人の存在を忘れてはいけません。身近な人への感謝の思いがあれば、普段は見落としている好意にも気づくことができるようになります。そして尊敬の思いがあれば、相手から学ぼうという意識が芽生え、相手を傷つける言動もなくなります。感謝と尊敬が人を幸せにするのです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。