
おはようございます。
広島に住むTさんは、北海道で暮らす義父母に、週に1度、ハガキを送っています。それは、結婚してから今まで続いているといいます。
妻が嫁いで寂しくなった義父母のために、1週間の出来事を、イラストを添えて書いているそうです。ハガキを読んだ義父母は、近くに住むどの親戚よりもTさん一家の近況を知ることができて安心し、家族の絆がいっそう強くなったそうです。
社内では、
「EメールやSNSなど、便利なものがある時代だからこそ、手書きの温かさが心に響くのだと思います。私もTさんのように両親が遠方に住んでいるのですが、つい連絡を怠りがちになってしまいます。これからは、感謝の思いを込めて、定期的に手書きのハガキを送りたいです」
「私は両親がすぐ近くに住んでいるので、休みの日には、できるだけ会いに行くようにしています。豪華なプレゼントを贈るのもいいですが、やはり会って話をすることが、両親には一番うれしいようです。今後も、親孝行に努めたいと思います」
「私もときどき両親や親戚にハガキや手紙を書いていますが、思いついたときに送るのみになっています。しかし、Tさんのように定期的にハガキを送れば、どんなに両親は安心し、喜んでくれるかと考え、続けることの大切さを思い知りました。これからは、できるだけ定期的にハガキを送ることにします」
という意見が出ました。
Tさんの長女は、小学校に入学してから、ハガキに描くイラストを手伝うようになりました。父と一緒にハガキを送るうちに、祖父母を思いやる優しい心を持つようになったそうです。親、祖父母を大切に思う小さな真心が家庭で少しずつ育っていったのです。たった1枚のハガキでも、続けることで家族の歴史となり、絆を深める宝物になるのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」