本日の朝礼は「ごめんなさいのハガキ」です。

2015年6月9日(火)

おはようございます。

高知県南国市後免町で毎年開かれる「ハガキでごめんなさい全国コンクール」というコンテストがあります。誰かに言いそびれた「ごめんなさい」を、素直な気持ちで、ハガキに託して後免町に送るのです。心の中で相手の気持ちを思いやっていても、なかなか面と向かって素直に伝えることができない場合があります。どのような過ちでも、それを反省する素直な心があれば、自分の思いは相手に伝えられます。そうすれば、お互いの距離はもっと近くなるでしょう。
 
社内では、

「仕事でミスをしたとき、言い訳をせず、すぐに謝罪するようにしています。基本的なことですが、『ごめんなさい』と『ありがとう』は、言葉にして伝えることが何より大切です。いつでも、誰に対しても素直に『ごめんなさい』が言える人間でありたいと思います」

「『ごめんなさい』と素直に謝罪することは、相手のためだけでなく、自分自身のためにもとても重要なことだと思います。たとえ過ちをおかしたとしても、自分の非を正直に認め、反省する気持ちがあれば、そこから一歩前に進むことができるはずです」

「子どものころは、素直に『ごめんなさい』が言えていたのに、年を重ねるにつれて、なかなか言えなくなっている自分に気が付きました。『弱みを見せたくない』というプライドが邪魔をして、素直になれないときがあります。これからは、謙虚な気持ちで『ごめんなさい』を言えるようになりたいです」

という意見が出ました。

後免町の「ハガキでごめんなさい全国コンクール」には、こんな応募もありました。60歳代の女性は高校時代、傘を持ってきてくれた父親に冷たい態度を取ってしまったことを、ずっと後悔してきました。今は亡き父に向けて「ありがとうを言えなくて本当にごめんなさい」という言葉を綴っています。心からの謝罪は、相手のためにはもちろん、自分自身が前に進むためにも必要なことです。もしあなたの心の中に、言えなかった『ごめんなさい』があるのなら、すぐにでもしっかり言葉にして伝えましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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