
おはようございます。
Mさんは通勤途中、ダンボールや空き缶などが大量に散らばっているのを見つけました。とても強い風が吹いていたので、近くのゴミ捨て場から飛んできたようです。
Mさんは最初、見なかったことにして、駅に向かいました。しかし、毎日会社で「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の5Sが徹底されていることもあり、だんだんと自分の心の居心地が悪くなってきました。そこで会社に10分ほど遅れることを伝え、道路の片付けを始めたのです。
しばらくすると、近隣の主婦たちや駅に向かうビジネスマン、学生が一緒に片付けを手伝ってくれました。その結果、想像よりも早く、散らばっていたごみを片付けることができました。
Mさんはそのときに、プラスの循環を感じました。5Sというプラスの習慣が、Mさんに掃除をさせ、またそれが他の人にプラスの行動をさせるきっかけになったのです。
社内では、
「プラスの循環を起こすには、まず自分が行動することが大事だと気づきました。周囲に良い影響を与えられるよう努力したいと思います」
「Mさんと同じような場面に遭遇したことがありますが、行動に移す勇気が出ませんでした。人からどう見られるか、ということを考えてしまったことを覚えています。今後は正しいと思ったことは進んで実行できるようにしていきます」
「プラスの循環と同じように、マイナスの循環も起こります。ポイ捨てをする、信号無視をするなども、一人の行動が大きく周囲に影響します。自分の行動が人に影響を与えることを意識し、自らの振る舞いに気をつけたいと思います」
という意見が出ました。
プラスの循環を広げられるかどうかは、あなた次第です。まず自分自身がプラスの習慣を身に付け、それを周囲に広げていきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」