
おはようございます。
人にアドバイスや忠告、手助けをするときに気をつけたいことがあります。それは、その言行の責任を自分がきちんと負えるかどうかということです。
世の中にはさまざまな迷いや悩みを持ち、「何とかしたい」と切実に考えている人がいます。そのような人たちの立場や事情を深く理解することなく、確かな裏付けのないアドバイスや忠告、手助けをすると、思わぬ結果を引き起こしてしまい、逆に問題を大きくしてしまうこともあります。
そのような相談があった場合、相手の幸せを心の底から願い、相手の状況や事情を理解し、適切な解決策を勧め、成り行きに心を配り、結果についてはどこまでも責任を負うことが大切です。
社内では、
「相手の悩みに対しては、自分の経験をもとに、親身になってアドバイスしています。相手の悩みが解決しないときは、さらに詳しく話を聞いて、どうすればよいかを一緒に考えるようにしています。それで相手が明るくなると、アドバイスした人も明るい気持ちになります」
「仕事上でアドバイスを求められることがありますが、今は自分のことで精いっぱいなので、自分で考えてくださいと伝えてしまいます。仕事に少し余裕がでてきたら、人の話をよく聞いて、アドバイスできるようになりたいです」
「アドバイスは、相手に愛情を持って伝えることが大切です。黙って背中で教えるという方法もありますが、思いは言葉で伝えることで、相手により深く伝わると思います」
という意見が出ました。
相手のことを深く考えてアドバイスし、最後まで責任を負う姿勢は、一朝一夕に身に付けることはできません。だからこそ、日ごろから言行を慎み、それらの責任を負う覚悟を持たなければいけないのです。それができるようになって、初めて人にアドバイスができると覚えておきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」