本日の朝礼は「成果の活用法」です。

2015年2月6日(金)

おはようございます。

世の中には自分で努力せずに、社会や他人に依存し、成果だけを求める人がいます。そのような人は、決して人から信用されることはありません。

自らの努力で成果を出す人でも、それを自分のためだけに活用する人は、たとえ優秀だとしても信頼されることはありません。それは、誰もが国や社会、周囲の人たちの支えの中で生きているからです。

そのため、自分の努力で得た成果を、社会や他人のためにも活用する人が信頼されるようになります。成果はお金だけに限りません。専門知識や健康な体も立派な成果です。専門知識を使って人を助けることや、健康な体を使って地域活動に奉仕することも、成果を活用するひとつの方法です。

社内では、

「成果を世の中のために使うのは、私にはまだ難しいことです。そのため、まずは身近にいるお客さまや家族、友人を幸せにするという小さなことから実践していきます」

「成果を社会に返すためには、まずは目の前にある仕事に一生懸命、取り組むことが大切です。仕事をして国に税金を納めることも、立派な成果の活用法です」

「今の若い人の中には、努力して身につけた成果を、どのように活用すればいいのかがわからない人もいます。そのような人は、まず身近な人のために活用し、やがて社会のために活用することを意識してみてはどうでしょうか」

という意見が出ました。

社会や他人に依存し、成果を求めるだけでは信頼は得られません。自発的に成果を出し、その成果を社会や他人のために積極的に活用してこそ、存在価値が認められ、信頼される人になるのです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。