
おはようございます。
京都の老舗企業を研究している林勇作さんは、自著『京都100年企業に学ぶ 商いのイロハ』の中で、「老舗企業は経営者の『背中を見せて』、人を育てる」と述べています。
「背中を見せる」ためには、2つのポイントがあります。
1つ目は「理念を明確にする」ことです。 社是や社訓のように、社員の誰もが物事の判断基準となるルールを明確に掲げることが大切です。
そしてより重要なのが、2つ目「理念に即した行動をする」ことです。 掲げた理念は、いつであっても、どこであっても、行動として実践することが重要です。
立派な言葉を並べるだけでなく、しっかりと背中を見せて、人を育てていきましょう。
社内では、
「よい言葉を述べ、その通りに実践することも大切ですが、個人的には、さらに一方上を目指し、何も言わずとも、よい行動を起こせるような人間になっていきたいと思います」
「たくさんの人の背中を見て勉強することができています。発言と行動が伴っている人の考え方には、共感できる部分が多い。しかし、発言と行動がずれている人であったとしても、その背中からも学ぶ意識を持つことで、全ての人を先生とすることができます」
「上司や先輩の行動を見て、素晴らしいと思う前に、恥ずかしくなることがあります。それは、自分自身が、理念に即した行動を実践できていないからです。まずは、あたりまえのことをあたりまえに行動し、その姿勢を持って、上司や先輩を見本としていきます」
という意見がでました。
大きな社是や社訓を掲げたとしても、行動の伴わない背中には、誰もついてきません。「理念に即した行動」が「ついていきたい背中」になります。そして、自分がついていきたいと思う背中は、人生の先輩が、自分のために「見せてくれている背中」です。そのことに感謝し、そこから学ぶ意識を持つことで、自分自身の行動が変わっていきます。
理念を明確に掲げて、全員が行動を起こせる企業にしていきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」
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