おはようございます。
ある美容院で、アシスタントの方がAさんの髪を洗ってくれたそうですが、その湯加減や丁寧な洗い方に、Aさんはとても気持ちが良かったと、美容師の方に伝えました。
その美容師の方は、彼女の技術力の未熟さは語りつつも、それは努力あるのみで、それ以上に、お客さまを大切に思う彼女の姿勢を評価していました。
社内では、
「技術力向上ばかりを求めていても、基礎がしっかりしていなければ、いつまで経っても成長は見込めないでしょう。その基礎として、お客さまへの配慮は欠かせないと思います」
「アシスタントの方でも、心地よく髪を洗ってくれる方がいたら、次の機会にもリクエストしたくなる気持ちはとてもわかります。自ら気持よくサービスを受けたいという思いだけでなく、応援したいという思いが芽生えるのかもしれません」
「疑問に感じたり不満に思ったりするサービスを受けると、全く足を運ばないまでも、好んでは出向かなくなるでしょう。リピートしたくなるような行き届いたサービスを感じた経験があるなら、それを自分なりに実践すべきです」
といった意見が出ました。
技術があることは素晴らしいことですが、ただ自分を満足させるためだけのものではいけません。何のために必要な技術なのか考えたとき、常にその先には「お客さま」という大切な存在があることを忘れてはいけないでしょう。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」