本日の朝礼は「名探偵アナタ」です。

2014年6月12日(木)

おはようございます。

名探偵のシャーロック・ホームズは遺留品や証言など、警察でも見落としそうなほんのわずかな手がかりをじっくりと観察し、頭のなかで事件を再現します。そして犯人を追い詰め、事件を見事、解決に導きます。
探偵でなくても、周囲のいろいろなことを観察することは大切です。顔色や言葉づかい、服装や態度からでも、その人の体調や心の状態を推し量ることができます。それに気づけば、相手に声を掛け、気づかい、励ましたり、休ませたりすることができます。その行為が大きな事故やトラブルを未然に防ぐことになるのです。

社内では、

「人間は1人では生きていくことはできません。必ず誰かとつながっています。だからこそ、その誰かのことを思いやることが大切です。観察力に思いやりの心をプラスすれば、きっと人間として一回り大きくなれます」

「子どものころ、探偵に憧れていました。ちょっとした仕草や言動から、その人の本当の気持ちを推し量るようにしていました。大人になってからは、少し過敏なところがあるかもしれませんが、人の思いをくみ取ることに生かせていると思います」

「言葉と言葉の間にあるものに気づける人になりたいと思っています。不安や悩みはもちろんですが、仕事においては、それはお客さまが求めているものでもあります。相手のシグナルを見落とさず、思いをくみ取ることができるように、今後も観察力を磨いていきたいと思います」

という意見が出ました。

いくら観察力が優れていても、気づいたことを行動に移さなければ、その力は無駄なものになってしまいます。空気を読んで黙ることが必要なときもありますが、相手の体調や心の状態が悪そうなことに気づいたときは、まず声を掛けていきましょう。行動に移してこそ、相手に思いは伝わります。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。