本日の朝礼は「ありがたや」です。

2014年5月16日(金)

おはようございます。

最近あなたは何をたたえましたか。たたえるべきことは、大きな社会貢献や新しい治療法の発見など大きな出来事だけではありません。あなたの周りにも、それらはたくさんあります。あなたを育ててくれた両親、支えてくれる家族、信頼してくれる友人、ともに働く仲間、家族のため、社会のため、自分のために一生懸命働くあなた自身もたたえられる存在です。周りの人や環境に生かされていることに気づき、またそれらに感謝できる人に成長していきましょう。

社内では、

「この世に生を受けていること自体が大変『ありがたい』ことです。楽しいことばかりではなく、つらいときもありますが、それでもやはり『ありがたい』。両親やその両親、その両親の両親と、延々と受け継がれてきた血、祖先がいるおかげで今の私がいるわけです。人は1人では生きていけません。社会や愛する人と支え合い生かなければいけません。互いが互いを支え合うことに気づき、それに感謝することを忘れてはいけません」

「一人暮らしを始めたときに、母の『ありがたさ』を実感しました。たとえば洗濯です。洗濯機に洗濯物を入れても、それだけでは服はきれいになりません。水を入れ、洗剤を入れ、スイッチを押し、その後、ハンガーに吊るして外に干し、取り込んで畳まなければ、服はきれいになりません。あたりまえのことですが、それに気づかないということを非常に覚えています。今は妻が家のことをしてくれていますが、あたりまえの『ありがたみ』を忘れずに、感謝し、協力することが夫婦円満の秘訣だと思います」

「前の会社を辞め、今の会社に来るまでに一時働いていない期間がありました。就職活動をしていたのですが、そのときに『仕事ができる場所がある』ということの『ありがたみ』を深く実感しました。1人だけで生きることはとても寂しく、また難しいものです。周囲の人とつながり、認め合い、互いに感謝することで、人生は豊かになっていくのだと思います」

という意見が出ました。

周りに生かされていることに気づくことができれば、人生はとても豊かなものに変わります。『ありがたい』と思う心を忘れず、今日も仕事に取り組みましょう。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

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毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。