本日の朝礼は「釘を刺すときの『釘』」です。

2014年2月18日(火)

おはようございます。

立場によっては、釘を刺さなければならないときもあります。ただ、その釘が問題です。どうせ刺すならば、愛が伝わるように、釘を選んでから、相手を思って刺しましょう。あなたはどう思いますか。

社内では、

「部下や後輩のミスを事前に防ぐためには、釘を刺すことが必要です。でも、ときどき、自分が上司だとわからせるために、無駄に釘を刺す人がいます。それから、相手の実力をきちんと知らないと、的確な釘はさせないと思います」

「同じ釘でも、どんな釘でも、相手との関係が、愛情にあふれるものなら、大丈夫です。釘のことを考える前に、相手と豊かで、尊敬し会える関係を結ぶことが大切です。それがなければ、どんな言葉、どんなしぐさで、釘を選んでも意味がありません」

「釘を刺すときは、仕事が終わって振り返るときがいいかもしれません。新しい仕事を始める前に、ミスするなと釘を刺すよりも、こうしたらいいと思うという、ヒントやアドバイスを提示する方が、相手も素直に聞いてくれそうな気がします」

という意見が出ました。

釘を刺す人、刺される人。2人の関係に愛があれば、伝えたいことが、きちんと伝えられるはずです。でも、そういう関係を築くためには、それなりの時間がかかります。最近の仕事では、結果を、すぐに求められるようになっています。関係性よりもリスク回避が優先されているとしたら、豊かな関係はなかなか生まれないかもしれません。あなたの職場では、どうですか。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

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