ダイレクト支援
2013年11月11日(月)
東日本大震災から2年以上が過ぎました。
しかし、まだまだ被災地の復興は進んでいるとはいえず、
仮設住宅に住んでいる人も数多くいます。
現在もさまざまな形で支援は行われていますが、
個人として、何をどうしたらよいのか、
よくわからないと思っている人も多いのではないでしょうか。
教育改革実践家の藤原和博さんは、
自著『坂の上の坂』(発行・ポプラ社)の中で、
次のような提案をしています( 要旨)。
「募金をすれば、そのお金は被災地に届くが、間接的なので、
どう役立ったかわからず、フラストレーションを感じる人も多い。
それならば、直接被災地と結びついて、何か貢献する方法を探ればよい」
藤原さん自身も、
ある中学校の「硯とリコーダーが欲しい」というささやかで具体的な願いに心を打たれ、
この中学校が復興するための支援活動を展開したそうです。
ささやかで具体的な願いは、
まだまだ、たくさんあるはずです。
1つ1つに、確実に応たえていきたいものです。