希望のカレンダー

東京大学の玄田有史教授は、東日本大震災前の平成18年から「希望学プロジェクト」の学術調査で岩手県釜石市に通っているそうです。

玄田教授は、この調査の結果から「希望を持って行動する人」について、このように述べていました(要旨)。

「試練をくぐり抜ぬけてきた体験があり、損得勘定に敏感すぎない人。何が得なのか、何が損なのかを考えすぎない。そして、無駄を恐れずに、迷ったら、とにかくやってみる人。たとえ、うまくいかなくても、新しいヒントや気づきが得られる」

玄田教授は、東日本大震災の直後、書き込みができるカレンダーを被災者の方たちに届けたそうです。そして、そのカレンダーは、みんなにとても喜ばれました。

カレンダーが喜ばれたことに、玄田教授はとても勇気づけられたといいます。カレンダーにやるべきことを書き込んでいくことが、復興への第一歩となるからです。そういう前向きな意志、希望がある限り、必ず立ち直ることができると感じたそうです。

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