人生に「仮設」なし

「『仮設住宅』っていわれるけど、住んでいる人の人生に「仮設」はない」。これは「仮設住宅」に入居されている人から、復興庁の調査官が聞いた言葉です。

ニュースや新聞などの報道で「仮設住宅」という言葉に接するとき、私たちは何を思うのでしょうか。

仮の住まいの不自由さをイメージできる人でも、そこで暮らす人の人生にまで思いをはせることは、難しいかもしれません。

仮設住宅にも、そこで暮らす人の人生があります。

もちろん、そこでの期間は「仮設の人生」ではありません。その人にとって、大切なかけがえのない毎日です。

「仮設住宅」で暮らしたことのない人でも、普通の住宅のほうが快適だということは、容易にわかります。このような、あたりまえの快適さを、被災した人々が取り戻すことが、復興が進むということです。

そういった具体的イメージを、支援する私たちが常に抱くことができれば、より身近な支援ができるのではないでしょうか。

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