ふくしま復興塾
2013年8月11日(日)
福島大学では、震災と原発事故からの復興を担う人材を育成する「ふくしま復興塾」を、今年の5月から12月まで開講しています。主な受講生は「復興の志」と「未来を担う覚悟」を持つ、20代から30代の男女です。
学習テーマは以下の4つです。
「福島の食のブランド化」
「新産業の創設」
「コミュニティの再構築」
「子供の育成環境の構築」
福島に拠点を持つ会社の経営者で、この塾の発起人の加藤博敏さんは、こう述べています(要旨)。
「逆境が人をつくるといいます。今の福島以上の逆境はありません。だとすれば、福島からは将来有為な人材が生まれるはずです。福島の逆境が、未来の英雄を育てなければ、過酷な運命とのバランスが取れません。『30年後の英雄は福島から出る』と信じて、プロジェクトをスタートしたいと思います」
「英雄」という言葉の中に、未来への希望を感じます。