本日の朝礼は「百歩を枉(ま)げず」です。

月刊朝礼_コミニケ出版_20160104おはようございます。

電車の中やスーパーのレジなど普段の暮らしのなかで、我先にと人を押しのけ、一歩前へ出ようとする人がいます。人に先を越され、後れを取ると、どこか損をした気分になるからかもしれません。
中国の古典に「終身路を譲るも、百歩を枉げず」という言葉があります。

一生涯、他人に道を譲り続けたとしても、そのために余分に歩いた距離の合計は、百歩にも満たないほど小さなものだという意味です。勝った負けたで価値を判断する風潮の現代だからこそ、小さな勝ち負けにこだわらない、ゆったりとした度量が求められているのではないでしょうか。

社内では、

「電車に乗るために並んでいて横から割り込まれて、腹が立つことが時々あります。『終身路を譲るも、百歩を枉げず』という言葉を知って、自分の度量の小ささをあらためて思い知りました。これからは、心にゆとりを持ち、横入りをされたとしても、『お先にどうぞ』というおおらかな気持ちで対応したいです」

「どんな状況であっても、譲る気持ちを持つことは大切です。一方で、列の横入りなどルールを守れない人に対して、きちんと注意をすることも必要だと思います。しかし、相手を傷つけるような注意の仕方ではなく、思いやりの心が大切であることをわかってもらえるように、丁寧な注意ができるようになりたいと思います」

「元日に初詣に行ってきました。さい銭を投げ、神様に願いを聞いていただくため、社殿の近くへ進もうと思いましたが、ここでも少しでも早くいい場所へ行こうとする人が大勢いました。神様に一年の無病息災をお願いに行くことでさえ、他人を押しのけて行く様子を見ると寂しい気持ちになりました。自分の姿勢を省み、ゆとりを持って、心豊かに一年を過ごすことができるように努力しようと思いました」

という意見が出ました。

電車で座席を探すときなど、周囲の人のことを考えず、つい足を速めて前に出ていく人がいます。しかし、「私が先だ」と我を張るより「お先にどうぞ」と人に譲るほうが、心のゆとりを感じることができます。

わずかな時間を惜しみ、自分こそが先に行かなければならないと考えるよりも、「お先にどうぞ」という思いやりの心を示しましょう。みんながそのような気持ちを持ってお互いを思いやると、きっとよりよい社会になるはずです。

どんなときも思いやりとゆとりを持ち、心豊かな一年を過ごしましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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