本日の朝礼は「自信の与え方」です。

月刊朝礼_コミニケ出版_20151105おはようございます。

管理職を任されるようになったNさんの職場に、後輩のKさんが配属されてきました。Kさんは、職場で高い評価を受けている人に対して、攻撃的な言動をとったり、雑談で自慢話ばかりしたり、慰めてもらおうと不幸話ばかり口にするため、評判があまりよくありませんでした。そのようなKさんを見て、Nさんは『彼は自信がないのだな』と感じました。そしてNさんにこう言いました。

「他人を批判したり、自分を卑下したりしても、自信を持つことはできないよ。口先で自分をごまかすのではなく、全力で仕事にぶつかって成果を出してみなさい」

そう言われたKさんは、Nさんが自分を見てくれていたことや、期待されていたことに気づき、熱心に仕事に取り組むようになりました。
 
社内では、

「Nさんのような理解者に恵まれて、Kさんはとても幸運だと思います。Nさんに指摘されなければ、Kさんは自分の弱さに気づくことなく、成長することもなかったでしょう。Nさんは上司として、Kさんの性格を的確にとらえ、自信を与える素晴らしい指導をしました。私も、部下の人間性をきちんと見極めて、導いていける人間になりたいです」

「私も以前、Kさんのような言動をしていた時期があります。何かにつけ周囲に攻撃的になり、部下にも威圧するような態度をとっていました。あらためて過去の自分が恥ずかしくなりました。当時は『自信がない』とは思っていませんでしたが、とにかく自分を強く見せようとしていたのだと思います。本当に『自信がある』人は、周りに威張る必要などないのだと今ではわかります。これからは、謙虚さを忘れず、高い人間性を目指していこうと思います」

「Kさんはきっと、自分に誇れるものがないと感じていたのだと思います。だから不安になって虚勢を張ったり、他人に攻撃的になったりしていたのではないでしょうか。Kさんが本当に自信を持つためには、Nさんに言われたように仕事で成果を出し、実績を積むしかありません。夢中で仕事に取り組むうちに、自分の中に揺らぐことのない自信が生まれてくるはずです。私も時々自信をなくすことがあるので、これまで以上に努力し、自信を育んでいきたいです」

という意見が出ました。

人は自分を見てくれている、評価してくれていると感じると、やる気も出て、自信が持てるようになるものです。問題のある言動を叱ることは簡単ですが、それだけでは部下は育ちません。なぜそうしているのかを見極め、その人にあったアドバイスを与えることも大切です。また、「評価の高い人を素直に認められない」「つい人に攻撃的になってしまう」という人は、自分の行いを冷静に振り返ってみましょう。それは、自信のなさが表れているのかもしれません。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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