本日の朝礼は「稲穂と天狗」です。

月刊朝礼_コミニケ出版_20140930おはようございます。

最近Dさんは大型の案件を1人でまとめ上げ、社内でも評判になっていました。またその仕事が呼び水となり、他にも大きな案件を3つ決めました。

しかし、その後、Dさんは社内での評価を急激に落としていきます。それはDさんの言葉づかいが原因でした。

「あれは俺だったからできたんだよ」

自らの仕事に自信を持つことはとても重要です。しかし、それは外部に見せるものではありません。自信はあくまでも、自らの内側を支えるものであるべきです。そんなDさんを見かねた上司は、机の上に1本の稲穂とメモを置きました。

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」

それを見たDさんは、次の日から自分の発言に気をつけるようになったとのことです。

社内では、

「自信やプライドを持つのはよいことです。ただし、前面に主張してはいけません。仕事を達成したとき、そこにはたくさんの人の『おかげ』があります。これらの『おかげ』に感謝することを忘れてしまうと、周りからの信頼を失ってしまいます。周りへの感謝の気持ちを忘れずに、自信を持った行動をしていきます」

「私はあまり感情を表に出しません。相手に不快な思いをさせてしまう危険性があるからです。自信は心の内に秘め、客観的な発言をすることが美しいと思います。また、相手の自信に気づいてあげることも大切です。そうしたお互いの思いやりが、大きなことを生み出す原動力になるのです」

「上司から部下への伝え方が素晴らしいと思いました。天狗になってしまうのは心の問題です。そこを厳しい言葉で指導するのではなく、本人に気づかせるための行動として、稲穂とメモを置いています。上司、部下に限らず、このような相手の心を動かす伝え方を実践していきたいと思います」

人は誰しも、謙虚と自信の両方を持っています。自信を持った発言をすることも大切ですが、そこに周りへの配慮や思いやりは存在しているでしょうか。自らを主張するだけの自信では、信頼を失う結果になります。謙虚は外に、自信は内に。大切なのは周りへの感謝の気持ちです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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