ワンコインの重さ

昨年の11月8日、毎日新聞に「中学生がタイに校舎を贈くる」という記事がありました。「公立44中学の生徒会長が集う『生徒会長サミット』が呼びかけた募金で、タイの山間部に新しい中学校舎が完成する」という記事でした。

これだけでも心温まる話ですが、驚いたのは、この中学生が東日本大震災で甚大な被害を受けた、福島県いわき市の中学生だったことです。

震災直後、被災地には、たくさんの義援金や励ましの手紙が送られてきました。その中にはアジアの子どもたちからの手紙もありました。中学生たちは、手紙に励まされると同時に、その内容から「アジアでは学校が不足している」ことに気づきました。

そこで「生徒会長サミット」は、励ましの手紙の恩返しに、アジア教育友好協会が推進する学校建設の募金活動「ワンコイン・スクールプロジェクト」への参加を決めました。そして1人ワンコイン、500円を目標に、無理せず、工夫をして募金を集め、タイに校舎を建てたのです。

支援が次の支援につながっていく。心からの支援は、形を変えて、どんどん広がっていきます。

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