本日の朝礼は「けじめ」です。

おはようございます。

外国人が日本語、日本人、日本文化をより深く理解するために、『日本人の心がわかる日本語』(森田六朗・著 アスク・発行)という書籍があります。その中に「けじめ」という項目があります。

「日本人が一番大切にしている考え方が『けじめ』です。『区別をはっきりとさせる』ことであり、時や場や相手の関係をよく考え、それにふさわしい態度や行動を取ることです」

これは日本人にとってはあたりまえのことですが、そのあたりまえのことを、常に正しく行われているでしょうか。日本人として恥ずかしくない振る舞いを教えるのも、親や上司の務めです。

社内では、

「どんなことにも『けじめ』は必要です。特に人との接し方においては、場面によって態度をしっかりと変えなければいけません。親と子ども、上司と部下、先輩と後輩、お客さまと従業員、普段はフランクな付き合いをしていたとしても、公式の場や真面目な場面によっては、お互いの立場を尊重し、下は上を立て、上は下を導かなければいけません。立場に応じた振る舞いがきちんとできる人が『けじめ』のある人です」

「上司や先輩から可愛がられる人は『けじめ』がしっかりしている人だと思います。下の人が上の人に冗談や軽口、ときには毒舌を言っても許されるのは、大事な一線をきっちりと守り、場をしっかりとわきまえているからこそだと思います。それがなければ、ただの常識がない嫌な人になってしまうと思います」

「『けじめ』は相手との関係性が非常に重要です。馴染みの料亭に知り合いを連れて行ったところ、お店の方がいつものように『よく来たね。ゆっくりしていきや』と声を掛けてくれました。その後も何かと私たちに親しげに話してくれ、私としては可愛がられていると心地よく思っていたのですが、一緒に行った知り合いは『初対面の客に向かって馴れ馴れしい』と感じ、非常に不快な思いをしたと言っていました。関係性が構築できているからこその『親しみ』であり、それがない場合はやはり『けじめ』が重要なのだと実感しました」

という意見が出ました。

「けじめ」を英訳するとさまざまな表現がありますが、「draw the line」という表現もその1つです。直訳すると「線を引く」という意味ですが、「けじめ」は区別とは少し違う意味ですので、この「draw the line」の方が英語圏の人には通じやすいそうです。時や場所、相手との関係をよく考え、線を引くときはしっかりと線を引いて、それに応じたふさわしい態度や行動を取りましょう。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

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