本日の朝礼は「言葉は身の文」です。

2017年5月18日(木)

おはようございます。

「言葉は身の文」という諺があります。言葉遣いは、その人の人柄や品位を表すという意味です。言葉は、その人が持つ心の様子や生活を、自ずと表してしまうということです。

コミュニケーションを取るときに、言葉は重要な役割を果たします。特に、目上の人やお客さまと信頼関係を築く際には、不快感を与えない言葉遣いが必須となります。悪気はなくても、間違った敬語を使っている場合もあるのです。
 
社内では、

「言葉に気持ちが入っているかどうかが大切だと思います。心から言った言葉は、相手の心に届きます。そのため、短縮言葉や『ら』抜き言葉、流行り言葉などは極力使わず、相手のことを思いやりながら、丁寧な言葉遣いを心掛けるようにしています」

「敬語や正しい言葉遣いなどは、お客さまの前などではできても、同僚や親しい仲間などの間ではつい乱れてしまうことがあります。年齢を重ねてから敬語や正しい言葉遣いができていないと恥ずかしいので、今一度自分の言葉遣いを見直して、正そうと思いました」

「テレアポをしていますが、最初は先輩の見よう見まねで実施していましたが、ぎこちなさが相手に伝わってうまくいきませんでした。しかし、経験を積むうちに、相手のことを考えて自分の言葉で伝えることができるようになったため、成功する確率が高まりました。これからも礼儀正しい言葉と誠実な言葉遣いで、気持ちを伝えるようにしていきます」

という意見が出ました。

目上の人から目下の人に使う「お世話さま」や「ご苦労さま」を目下の人が使うのは正しくありません。日頃から丁寧な言葉遣いや話し方を心掛けることが大切です。言葉遣いを正すにはもちろん勉強も必要ですが、誠実な言葉が自然に出てくるような人間づくりも肝要です。自分の話し方を省みて、相手を思いやる素直な言葉が言えているか、正しい言葉遣いができているか、見直しましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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