本日の朝礼は「素敵なレストラン」です。

2017年3月6日(月)

おはようございます。
本日の朝礼は「素敵なレストラン」です。

アルバイト学生の就職が決まり、退職することになりました。退職の日、感謝の気持ちを述べる学生に、店長は、感謝の気持ちを込めてトイレ掃除をするように指示しました。彼女がトイレ掃除をする間に、店長はお客さまにバラの花を渡し、今日で辞めるアルバイトがテーブルを回るので渡してほしいと頼みました。掃除を終えた学生は、店長に言われるままテーブルを回ると、ねぎらいの言葉とともにお客さまからバラの花が渡されたのです。

社内では、

「企業は、人材育成が基本です。従業員や部下の性格や資質を見抜き、その人を生かせる経営者や上司は、よい会社や部署をつくることができます。時には厳しい指導が必要ですが、働く人に対する思いやりや温かさを示せば、従業員や部下は気づき、素晴らしい職場になるのです」

「学生時代にアルバイトでこのような貴重な体験をすると、社会人になってからもお客さまはもちろんのこと、同僚を大切にする思いやりの心を持つことができます。その姿勢は上司にも伝わり、職場の環境はきっとよくなるはずです」

「経営者が従業員全員に均等に愛情を注げればよいですが、人によって対応に差が出る場合があります。そのようなところから社内にひずみが起こり、社内全体の雰囲気に影響を及ぼすことがあるため、経営者は一人一人をよく観察し、従業員を大切にする心遣いを持つことが大切です」

という意見が出ました。

店長のアルバイトに対する思いやりの気持ちは、お客さまに伝わり、また来たい素敵なお店という印象を与えました。店長の働く人に対する心遣いが、良い店の雰囲気を作っているのです。大切にされた記憶は、学生が社会人になり、上司になって部下を持ってからも発揮されるはずです。人を大切にする組織は、ますます伸びていくのです。
                         
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。