本日の朝礼は「朝礼は何のため」です。

2017年4月3日(月)

おはようございます。
働く人の「心の在り方」を育てる『月刊朝礼』。
一日一話、気づきにつながる記事をお届けします。
今日から4月です。新しい環境に踏み出す皆さん、新鮮な気持ちで頑張りましょう!

本日の朝礼は「朝礼は何のため」です。

新入社員のKさんは、毎朝、会社で行われる朝礼が憂鬱でした。朝礼ではその日のテーマに沿って一人ずつ意見を求められます。人前で話すのが苦手なKさんは、考えをうまくまとめることができません。先輩に相談すると、「みんなが意見を言いやすいように努力している。朝礼をできるだけ有意義なものにしたいから」と言われ、目的を持たず朝礼に参加していた姿勢を深く反省しました。

社内では、

「朝礼では、自分の意見を伝えるだけでなく、人の意見を聴いて考えることで勉強になります。多くの人のさまざまな考え方を知ることができ、実践につなげる糧となります。毎朝学ぶ機会があることに感謝しています」

「人前で話すことは緊張するものです。朝礼に参加し始めた当初は、緊張のあまり自分の意見をうまく話すことができませんでした。しかし、毎朝続けているうちに鍛えられて、臆せず、積極的に話せるようになりました。日々の継続と真剣な姿勢が大切だと感じます」

「私は、人と少し違った意見を言うように心掛けています。聞いてくれている人に別の見方を示したいからです。そのためには、他の人の意見をよく聴き、話している内容を理解する必要があります。よく聴くことで、賛成・反対どちらに対しても、異なる角度の意見を考えて話すことができます。これからも、よく考えながら朝礼に参加します」

という意見が出ました。

Kさんは、ただその場をうまく乗り切ろうという考えで、朝礼に参加していたそうです。先輩のアドバイスを聞いたKさんは、たとえ上手に話せなくても、しっかりと自分の意見を伝える努力を始めました。そして、全員の意見にしっかりと耳を傾け、朝礼から多くのものを学ぶことを目標にしたのです。
               
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。