おはようございます。
小学校教諭のNさんは、生徒に「自学ノート」を提出するよう指導しています。「自学ノート」とは、宿題に特定の課題を与えず、生徒自らが学習内容を自由に選択し、手書きでまとめるノートです。手書きで文字や図形を書くと、脳が活性化され、アイデアが生まれやすいといわれています。手書きの文字は、書いた人の人柄が表れ、温かさが伝わります。そのため、できるだけ子どもたちが提出したノートに手書きでコメントを書いたり、丸を付けたりしているのです。
社内では、
「文字を書くのは好きなので、事あるごとに心を込めて書いていましたが、最近はメールなどで済ませていることが多いと反省しています。上手でなくても、これからもできるだけ手書きをしたいと思います」
「小学校のころ、宿題のほかに『がんばりノート』というものがありました。自由研究をして、手書きでノートを作成します。先生の『はなまる』やコメントがうれしかったことを覚えています。仕事のなかでも、手書きで思いを伝えることを取り入れていきたいです」
「朝礼で他の社員のコメントをメモすることで、頭が整理され、新しいアイデアがひらめくことがあります。手を動かしていると、頭だけで聞いているより吸収しやすいので、これからもメモを取りながら話を聞くようにします」
という意見が出ました。
手書きが心を豊かにするのは、大人にとっても同じです。近頃は仕事だけでなく、日常生活でもパソコンやスマホなどを使う機会が増えています。効率化も大事ですが、できるだけ手書きで文字を書くようにし、脳を活性化しながら、考え方を整理するようにしましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」