本日の朝礼は「動の修行」です。

2017年6月26日(月)

おはようございます。

曹洞宗徳雄山建功寺の住職、枡野俊明さんは、「掃除をするということは、心を清めること」だと語っています。禅では坐禅を「静の修業」、掃除を「動の修業」とし、身分、年齢に関わらず、毎朝「作務」として掃除を行います。枡野さんは「身の回りの環境を心地よく整えることは、その環境に身を置く自分の心を整えることにつながるのです」と語ります。

社内では、
「仕事や日常生活がうまくいっていないときは、身の回りが乱れていることがよくあります。しかし、掃除をして整理整頓すると、気持ちがスッキリし、仕事や日常生活がスムーズにいくものです。心を整えるためにも日頃から整理整頓を心掛けます」

「土日だけでも家の掃除をすると、家族は喜んでくれますし、自分自身も晴れやかな気分になります。すると、別のことをしてみようと視野が広がります。家をきれいに保ちながら、新たな日々を気持ちよく迎えていきたいです」

「余計なことを考えず、一心に体を動かして掃除に集中していると、抱えていた不安や悩みが消えた経験があります。雑念を取り払うことで、悩んでいたことの本質が見えきます。そうすると、達成感が得られるのです。心の塵を払い、心も身の回りも整えていきたいと思います」

という意見が出ました。

心が乱れているときには、部屋や身の回りも散らかってしまうものです。気持ちが落ち込んだとき、物事が何となくうまくいかないときほど、一心に掃除に打ち込む時間を持ちましょう。朝のひと時を、掃除の時間にしてみませんか。積もった心の塵を掃うことで、清々しい一日を迎えられるはずです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。