本日の朝礼は「先手必勝」です。

2017年1月13日(金)

 
おはようございます。

『孫子』に「先に戦地に処りて敵を待つ者は佚し、後れて戦地に処りて戦いに趨く者は労す」という言葉があります。「敵よりも先に戦場に到着し、敵が来るのを待つようにすれば、心に余裕が生まれる。しかし、戦場に着くのが遅れ、有利な陣地を奪われてしまっていると、戦いに勝つのは難しくなる」という意味です。

社内では、

「お客さまを訪問する際は、30分以上前に到着し、周囲のロケーションや建物の雰囲気などを確認します。すると、商談に少しでも役に立つ情報を入手でき、同時に心を落ち着けることができます。この習慣は続けていこうと思います」

「仕事において、お客さまの要望に応えるために、早めに準備をすることは、とても大切なことです。準備不足のため後手に回ると、さまざまなことに振り回され、余裕がなくなります。何事も早めに着手するように努めています」

「時間に余裕がないと焦ってしまい、よくミスをしてしまいます。早めに段取りをし、イメージトレーニングをして、気合を入れて仕事に臨むと、心が安定してミスが減りました。これからも、段取り八部で頑張ります」

という意見が出ました。

『先んずれば人を制す』や『攻撃は最大の防御』という諺があるように、何事も早くから準備をし、先手必勝でいると、時間に余裕が生まれ、戦略や対策を熟考することができます。日頃から「誰よりも早く」の気構えで、前もって取り組む習慣を身に付けておきましょう。           

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。