本日の朝礼は「起きて半畳、寝て一畳」です。

2016年10月25日(火)

おはようございます。

「起きて半畳、寝て一畳。天下取っても二合半」という格言があります。人間が立っているスペースは半畳あれば十分、寝るときは一畳あれば事足りる。天下を取っても一日に食べることができる米の量は二合半が限界。人間が生きていくのに、それほど多くのものはいらず、必要以上の富を望まないで、現状に満足することが大切であるという教えです。

社内では、

「極端な例ではありますが、身の丈に合った生活が大切だと感じました。何でも欲しいと求め始めると、他人のことを思いやらず、自分さえよければいいという自分本位な生き方になります。現状に満足し、感謝する心が大切です」

「欲望を持つことは悪くないと思います。しかし、度を超すと欲望に振り回されて、心貧しい生き方になると思います。欲しいものや目標を持つことは向上心にもつながるので、何かを達成したときには1つ購入し、不要になったものを捨てるなど、バランスよい生活を心掛けるようにします」

「目標をかなえたり、巨万の富を得た途端、態度が変わる人がいます。利己心が強くなるためです。利己心をなくし、人のために生きると、心が豊かになります。そうすると自分にとって必要なものが見えてきます。足ることを知れば、幸せになれると思います」

という意見が出ました。

現代は、物が氾濫している時代です。そのような時代だからこそ、欲望ばかりに捉われず、現状に感謝して日々心豊かに過ごすほうが、はるかに幸せな生き方なのです。日々の生活のなかで自分の身の丈を知り、今の生活のよい点などを見直してみましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

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