本日の朝礼は「未来の理論」です。

2016年7月29日(金)

おはようございます。

今から30年ほど前のプロ野球界では、選手の生活習慣や食事の摂り方に気を遣う人はほとんどいなかったそうです。しかし、西武ライオンズの指揮を執ることになった広岡達朗さんは、選手の食事や体調管理を細かく管理し、その重要性を訴えました。当時の野球界ではその理論はなかなか受け入れられませんでしたが、今では常識となっています。

社内では、

「新しい考えやアイデアを世に認められるためには、しっかりとした理論と覚悟が必要です。私も正しいと思ったことは、あきらめずに伝え続ける覚悟をもちたいと思いました」

「広岡さんのように、仕事において確固たる信念を持ち、それを周囲に示すのは大切なことです。私はまだまだできていないので、今後しっかり自分の信念を確立していきたいです」

「たった30年で常識も大きく変わります。新たなチャンスをつかむためにも、常に常識を疑うことは大切です。これまでにない発見ができるように、柔軟な考え方をしたいと思いました」

という意見が出ました。

広岡さんの理論は、当時は『管理野球』といわれ、非難されることもありました。しかし、チームが素晴らしい実績を残したことで、広く認められるようになったのです。

正しいと思ったことは、信念をもって主張し、逆に常識を疑うくらいの気概をもつべきです。そうすれば、新たな理論が生まれます。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。