本日の朝礼は「是また人生」です。

月刊朝礼_コミニケ出版_20150928おはようございます。

住宅メーカーで営業を担当するTさんは、売り上げが目標に達しなかったときは、自分を奮い立たたせるために、目標を大きく上回ったときは、自分を戒めるために、次の座右の銘を思い出すようにしています。

「人間万事塞翁(じんかんばんじさいおう)が馬」。人生の幸不幸は、予測しがたいという意味です。

この言葉は、一時の不幸や幸福に一喜一憂せず、その状況を受け入れ、人生を着実に歩むことの大切さを教えているのです。

社内では、

「自分にも言えることですが、人はどうしても目の前の不幸や幸福に振り回されてしまいます。しかし、たとえば営業でよい成績を上げても、そのことに浮かれて大きな失敗をしてしまうかもしれません。また、成績が大きく落ちた時期に、新しい案件のチャンスが訪れることもあります。目の前で起こっていることは一時的なものにすぎないと理解し、現実を冷静に見つめることが大切だと思いました」

「仕事でも人生でも、良いことを受け入れることはできても、悪いことを受け入れるのは難しいものです。しかし、トラブルを回避しようと焦ったり、やけになったりしては、余計に事態が悪化してしまうことも多いです。不幸を逃げずに受け入れることで、活路が開けていくのだと思います。私も『人間万事塞翁が馬』の言葉を忘れず、どんなときも気持ちを落ち着けて、ありのままを受け入れられる人間になりたいです」

「起こった出来事を、『不幸』と取るか『幸福』と取るかは、受けとめる人間次第ということに気づかされました。人生において、何が良くて何が悪かったかは、最後までわからないことです。今抱えている悩みも、将来においては幸福に転じるかもないと考えれば、気持ちが楽になりました。これからは起こったことにあまりくよくよせず、一歩ずつ確実に歩みを進めていきたいです」

という意見が出ました。

「人間万事塞翁が馬」は、次のような故事に由来します。

中国の北の砦に老人が住んでいました。ある日、老人の飼う馬が逃げましたが、老人は残念がる様子もありません。

しばらくすると、逃げた馬が良い馬を連れて帰ってきましたが、老人は喜びません。またしばらくして、老人の息子がその馬から落ちて足の骨をおりますが、老人は平然としています。

その後、戦争が起こり、多くの若者が戦死しましたが、老人の息子は骨折していたため、兵隊にとられず無事でした。老人の馬がもたらした運命は、福から災いから福へと人生に変化をもたらし、予測できません。老人は、不幸なことが起こったときは、できるだけ冷静に受け止め、幸運に見舞われたときは謙虚な姿勢でいることで、長い人生を生き抜いていきました。

私たちも目先の出来事に一喜一憂し、人生の大切な目標を見失わないようにしましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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