おはようございます。
本日の朝礼は「敬天愛人」です。
「敬天愛人」は西郷隆盛が揮毫したことでも有名です。西郷は、天に見られていることを意識し、自らを厳しく律した人でした。また他者、特に弱者の立場を思いやる心の優しい人だったともいわれています。
社内では、
「神や自然などを敬い、人を愛するという意味ですが、個人的には、人として恥ずかしい行いをしていないか、意識する指標と考えています。人に見られているかどうかでなく、自分の心を正しく保つことが大切なのです」
「人を愛することは難しいです。嫌なことをされたり、言われたりすると、すぐに嫌いになってしまいます。しかし、天のような広い心を持ち、周囲の人に温かな心で接することが必要だと、この言葉を知って感じました。人に優しくすることで、よりよい人間関係ができると思います」
「『お天道様が見ている』とよく言われますが、私は、自分の欠点を自己分析し、コントロールできるようになることを教えられている気がします。それができてこそ、さまざまなことに謙虚な姿勢で取り組めると、あらためて考えさせられました」
という意見が出ました。
日本漢字文化センターが主催する「あなたが望む『今年の四字熟語』」でも選ばれるほど、人気の高い言葉です。京セラの創業者、稲盛和夫さんも社是とし、「事業に取り組むにあたり、人々に有益なものであるか、天から照らして間違っていない行いであるか」考えているのです。大きなことはできなくても、天に顔向けできないような恥ずかしい行いは慎み、自分を律して努力していきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」
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