本日の朝礼は「グローバル・ティーチャー」です。

2016年11月30日(水)

おはようございます。

工学院大学附属中学校の英語教諭、高橋一也さんは、授業にブロック玩具の「レゴ」を取り入れるようにしました。英語の授業ならば、評価の対象になるのは英語の能力ですが、「レゴを使うと、生徒を言葉以外の能力でも評価できる」と高橋さんは言っています。「子どもたちの違う知性も評価したい」ためです。

社内では、

「教師の知人は、子どもたちのさまざまな能力を引き出すために試行錯誤しています。一人一人の個性を尊重し、真剣に子どもたちと向き合うことの大変さを知り、部下や後輩に対しても、同じの接し方が必要だと気づきました」

「英語の授業も、切り口を変えることで興味を喚起できます。興味が湧くと授業が楽しくなり、伸び代が増えると思います。社員教育も同じで、社員の能力を見極め、長所を伸ばす方法で育てるのがよいと感じました」

「仕事で不得意な作業がありましたが、実践を重ね、コミュニケーションを図ることで、抵抗感が薄れました。すると今まで気づかなかった能力に気づくことができました。これからも多面的な考え方で、何事も挑戦していこうと思います」

という意見が出ました。

人の一面だけを見て評価を下すのは短絡的です。人にはさまざまな能力や知性があります。上司は部下のよい面、悪い面を見極め、的確に指導することが大切です。よい面を評価することだけでなく、悪い面もよくなるように導くことが重要です。多面的な角度で評価しましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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